Our Vision
わたしたち「enForward」は、
ご縁でつながった様々な国籍の人々とともに
課題に対して有効な解決策を見出し、
未来につなげていくコミュニティづくりや
次世代を育てるプログラムを
企画・実施しています。

Change Maker
Programとは
2023年10月7日のハマスによる襲撃により一番被害を受けたイスラエル南部のエシュコル地域で唯一存在するノフェイハブソール高校の生徒と先生を日本に招待するものです。2024年にスタートし、2029年まで毎夏継続することで、合計100人以上の将来の担い手に機会を与えることを目標にしています。

変革の担い手を
育成する
プログラムの目的は、イスラエルの生徒が、日本で問題解決思考、リーダーシップ、多様性の理解、共助の精神、コミュニティ育成について学び、変革の担い手としての力と知識を実感し、イスラエル帰国後、地域の課題解決に貢献することを目指しています。
Program
「Change Maker Program」の中心となる
プログラムが「Eshkol in Japan」です。
その3つの目的をご紹介します。
1地域貢献に関わる必要な
スキルやリーダーシップを学ぶ


2011年3月の東日本大震災および福島原発事故の被災地を訪問し、
長期的なレジリエンスと復興を学ぶ
2多様性を理解する


日本の高校生と交流し、文化的・社会的背景に
ついて意見を交換する
3問題解決方法を検討する


自らの地域(イスラエル南部エシェコル地域)における
コミュニティ支援活動を企画・実践する
Background
Change Maker Program
実施の背景
日本は災害大国として
様々な困難に立ち向かってきました。
特に2011年の東日本大震災及び原子力災害は、
被害規模も大きく、
10年以上経った今も
2万人以上の人々が避難生活を続けています。
世界に目を向けると、
自然災害や人為的災害は増える一方で、
その日本人の災害との向き合い方や経験は、
世界に価値があるものだと思い、
被災地と被災地をつなぐ活動を始めました。
第1弾として、2023年10月7日のハマスによる
襲撃をへて、
大きな被害があったコミュニティを
日本の福島とつなぐ活動をしています。
親友が殺害され、家族がハマスの捕虜となり、
生まれ育った故郷から離れた避難生活を
余儀なくされている生徒もいます。
イスラエルの街と福島を共感がつなぎ、
そこから生まれる新たなコミュニティが
こんな状況を前進させる力になればと思います。
Eshkol in Japan
2024年に「Eshkol in Japan」
第1回が実施されました。
その様子と、
2025年のスケジュールをご覧ください。
Eshkol in japan 2024 : Chang Maker Programの
記念すべき第1回目は、
2024年7月28日から8月8日の期間、
福島、京都、岐阜、東京にて実施されました。
ショートムービー(監督:古波津 陽)を
ぜひご覧ください。
参加した高校生たちの声

参加者
エイタン・ライチンさん
2023年10月7日以降、家族と共に避難生活を続けています。 戦争が続くイスラエルが誰にとっても安全と思える場所になってほしいです。 僕は、人から相談を受けたら親身に対応し、周りの人たちの夢を叶えられるような、信頼される存在になりたいです。 日本の良さとイスラエルの良さを組み合わせて、世界をより良い場所にしたいです。

参加者
ユバル・モーゼスさん
日本訪問中も毎日、ハマスに拉致されていた祖父のGadi Mosesのことを思っていました。(482日後の2025年1月30日に無事解放された) このプログラムに感謝しています。福島とエシュコル地域で起こったことは同じではありませんが、どちらもコミュニティが分断されたという点ではとても似ています。 何か特別なことができる良い人間になりたいです。
福島の方々の声

大熊未来塾 代表理事
木村 紀夫さん
高校生たちは原発事故の被害者である私、東京電力、環境省など、それぞれ立場の異なるメンバーの思いをしっかりと受け止めてくれたと感じています。私たちの体験が彼らの中で考えるきっかけになると嬉しいです。私もパレスチナ問題を自分ごととして感じました。彼らが国に帰り、徴兵されて、誰かを殺すかもしれないし、殺されるかもしれない。そうならないことを願っています。

映画監督
古波津 陽さん
福島でどんな体験が待っているのか、私もドキドキしながらイスラエルの高校生に同行して取材をさせてもらいました。何度も訪れた福島が、『平和』を語る場になったのには驚きました。 その空気を記録できたことが、何よりの喜びです。
Eshkol in japan 2024 : Chang Maker Programは、
2025年7月に、福島、京都、岐阜、東京で
実施予定です。
Schedule
-
DAY1-2 東京
- 日本語と文化講座
- 在東京イスラエル大使館訪問
- 短時間の観光・支援者との夕食
-
DAY3-8 福島
- 木村氏(被災者)による原発避難区域ツアー
- 東日本大震災/原子力災害伝承館見学
- 地元の復興関係者との交流
-
DAY9-10 岐阜
- 杉原千畝記念館訪問
- 農家での夕食体験
-
DAY11-12 大阪
- 関西万博2025を訪問
-
DAY13-14 東京
- JCCにてラップアップイベント
(来場者200-300人)
- JCCにてラップアップイベント
News
- 2025.6.9 | News
- Change Maker Program:2025 の開催決定
- 2024.8.6 | Media
- 復興の道浜通りで探る、イスラエルの高校生ら、
被災の怒り、引率教諭「話し合い重要」
About Us
enForwardは、ご縁によって繋がった様々な国籍の人々と共に、人に寄り添い、多様性を促進させながら、課題に対して有効な解決策を見出し、未来に繋げて行く、そんなコミュニティを作り出す、プラットフォームでありたいと考えています。

代表堀田真代Mayo HOTTA
NacreArc創業者兼CEO 岐阜県出身。1998年に高校留学で渡米し、その後6年間、アメリカのオレゴン州とカリフォルニア州で過ごす。 2004年にソフトバンクグループでキャリアをスタート。12年間にわたる在籍中、アリババ、ボーダフォンジャパン、Bio Fund、China & India Fund、MySpaceなど、IT企業約100社の買収や投資、ジョイントベンチャー設立に関わり実績を上げる。 また、2011年の東日本大震災後は社長室で復興支援活動に取り組み、1,000人以上の高校生にアメリカでの学びの機会を提供。 2017年にイスラエルに転居した後、日本企業にイスラエルの最先端の技術を紹介し、日本へのローカライズに取り組む。2022年以降はイスラエル人のパートナーとNacreArc社を起業し、引き続き会社として事業の架け橋を担う。 専門領域はサイバーセキュリティ、サイバーインフルエンス、ブロックチェーン、A.I.など。