2024年7月28日から8月8日の期間、福島、京都、岐阜、東京にて運営される、Eshkol in Japan 2024: Change Maker Program(エシュコル イン ジャパン 2024: チェンジメーカー プログラム) は、2023年10月7日のハマスによる攻撃により一番被害を受けたイスラエル南部のエシュコル地域で唯一存在するノフェイハブソール高校の生徒15人と先生3人を日本に招待するものです。参加する高校生の同級生は3人が殺害され、4人が拉致され、約半数が家に戻ることができず避難生活を続けています。enForwardは参加する高校生及び先生をChange Maker(チャンジメーカー)と呼び、Change Makerが日本で問題解決思考、リーダーシッ プ、多様性の理解、共助の精神、コミュニティ育成について学び、イスラエル帰国後、地域の課題解決に貢献することを目指すプログラムで、国際的な60人以上の有志のボランティアによって実現されてい ます。

プログラムのメインとなる福島では4日間、南相馬市小高地区に滞在して、2011年に起きた東日本大震災の津波と原発被害にあった方々から、震災後13年間の歩みを学びます。自身も阪神・淡路大震災を経験し、長年高校生や大学生の教育に携わる、福島大学准教授、前川直哉准教授が若者が地域貢献 に関わる必要なスキルやリーダーシップを、福島の方々との交流を通じて提供します。また、多様性の理解に関しては、懐石料理の作法を学び、岐阜の里山での農村生活体験と法要体験、そして、共助の精神に関しては、福島での復興支援活動に携わってきた現地の方々からお話をうかがうと共に、岐阜では杉浦千畝記念館への訪問が予定されています。すべてのプログラムは、現地の高校生や大学生といった有志との交流のもとに日本語、英語、ヘブライ語で運営され、異なる文化的背景を持つ人々が協力して物事を進める中で、コミュニティ育成を体感できるよう構成されています。

enForward代表、堀田真代「同じDiaspora(ディアスポラ)を体験したイスラエルの街と福島を共感がつなぎ、そこから生まれる新たなコミュニティが、困難な状況を前進させる力になればと思い、このプログラムを立ち上げました。プログラムを通じて多くの高校生達がChange Makerとなり、地域に貢献する力を身につけていただけることを願いま す。また、今後もプログラムを発展させるべく、プログラムの成長を支える仕組みを作っていきたいと思 います。」

enForwardは、ご縁によって繋がった様々な国籍の人々と共に、人に寄り添い、多様性を促進させながら、課題に対して有効な解決策を見出し、未来に繋げて行く、そんなコミュニティを作り出す、プラットフォームでありたいと考えています。

代表 堀田真代

NacreArc創業者兼CEO 岐阜県出身。1998年に高校留学で渡米し、その後6年間、アメリカのオレゴン州とカリフォルニア州で過ごす。 2004年にソフトバンクグループでキャリアをスタート。12年間にわたる在籍中、アリババ、ボーダフォンジャパン、Bio Fund、China & India Fund、MySpaceなど、IT企業約100社の買収や投資、ジョイントベンチャー設立に関わり実績を上げる。 また、2011年の東日本大震災後は社長室で復興支援活動に取り組み、1,000人以上の高校生にアメリカでの学びの機会を提供。 2017年にイスラエルに転居した後、日本企業にイスラエルの最先端の技術を紹介し、日本へのローカライズに取り組む。2022年以降はイスラエル人のパートナーとNacreArc社を起業し、引き続き会社として事業の架け橋を担う。 専門領域はサイバーセキュリティ、サイバーインフルエンス、ブロックチェーン、A.I.など。

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